やまぐろノート

記録的日記

行儀悪いとわかっているけどやっちゃうこと

行儀悪いとはわかっているけどついやってしまうこと、3つ

 

1.食べ歩き

さすがに人が多いところではやらないが、人目に付かなければ食べ歩きをしたくなる。

なんならお腹空いていなくても食べ歩きをするためだけに食べることがある。

今はもうなかなかやらなくなったが、私が一番食べ歩きを楽しんでいた頃がある。

職場の先輩に誘われて工場で働いていた頃、夜勤の日は帰宅が3時を回っていた。

工場の前にある道を挟んですぐ向かいにはコンビニがあり、私のアパートは徒歩10分くらいのところにあった。徒歩圏内にはスーパーもなかったため、そのコンビニで買い出しのすべてを済ませていた。(自転車が支給されていたが私は自転車に乗れない雑魚だったので他の人に貸していた)

夜勤が終わりコンビニに寄って野菜や冷凍食品をかごに入れ、最後に10分間の帰路で食べるお菓子を物色する。その日の気分に一番合う物を的確に見つける。一年間働いていたが、なかなかこのスキルは上がらないままだった。

菓子パン、饅頭系の和菓子、南部せんべい、羊羹、シュークリーム、アイス、スティックタイプのケーキ、肉まん、から揚げ・・・

あらゆる食べ歩きできるものを試してきた。家に帰ってからは寝るだけなので、ここで小腹を満たしておこうという気だった。帰路には民家と畑ばかりで、街頭もたいしてなかったので真っ暗だった。すれ違う人もたまっている人もいない。そこを一人で歩く不安に打ち勝つには食べ歩きをして気を紛らわせるのが一番だった。

 

その後別の職場で働いていた時は通勤が車だったので車内での食事が止まらなかった。

運転中はさすがにまずいと思って信号待ちのときに一口サイズのシュークリームやらお菓子を食べていた。

 

今では夜中に外を歩くことがなくなったので食べ歩きをする機会がゼロになったが、今でも夜勤の帰りに食べ歩きをしていた頃に戻りたくなる。

 

2.映画館で体育座り、あぐら

これも周りに人がいないときに「ごめんなさい」と心のなかで映画館スタッフに謝罪しながらやっている。映画館に行くときはロングスカートと決めているので足裏が座席につくことはないが、そういう話ではないはず。

長時間座る際に、足を曲げないとどうにもむずむずしてしまう。2時間の上映の中で体育座りをしたり胡坐をかいたり、片方の足だけ正座したり、かなり頻繁に足を組み替える。なので映画館に行くときは人が少ない時間で、一番後ろの席に限る。

学生の頃は一時間座ることに慣れていたはずだが、大人になるとなぜか我慢ができなくなっていた。ただ、体育館での集会などはどんな座り方をしてもしばらくしたら足が痺れ出していて、同じ体勢のままの同級生を不思議に思っていた。

今は座る事が多い仕事だが職場が緩いので自由にやらせてもらっている。ありがたい。

 

3.食事中にスマホを触る

これは家で一人で食べるときに限るから行儀悪くてもいい気がする。

基本的に一人で食べるときはyoutubeを見たりするのだが、直前まで見ていた記事や新しいグッズが出たりするとスマホ片手に箸を持っていたりする。誰にも気を遣わず、食べながらスマホを見たりハガキを見たりしている時間が「ひとりって最高!」と実感できる。

家族とテレビを見ながら食べたり、フードコートで周りの人や目の前の食事を見ながら食べるのも悪くはない。ただ時々は一人きりの食事がなくてはと思ってしまう。

 

結局は人目につかない一人でいる時間に、どれだけ気を緩められるかの己との勝負だと思う。家族や友人と過ごす時間も好きだが、同じくらい一人の時間が好きだ。